保護しなければならない。プロペラ軸の保護方法により、第1種プロペラ軸と第2種プロペラ軸に大別され、プロペラ軸の検査のための抜出し期間が異なる。プロペラ軸の抜出し検査期間は船尾管軸受の潤滑方式および構造、プロペラの取付構造などにより異なるが、原則として第1種プロペラ軸の場合は4〜10年、第2種プロペラ軸の場合は2年である。(詳細については、2級整備指導書参照)
3・10図 海水潤滑方式
プロペラ軸の保護方法として、主としてつぎのものが採用されている。
(1)第1種プロペラ軸
?全通青銅スリーブを装備したプロペラ軸
?分装青銅スリーブでその間をゴム巻きで保護したプロペラ軸(3・11図)
?分装青銅スリーブで、その間をFRPで保護したプロペラ軸(3・12図)。但し、JG認定品のみ第1種プロペラ軸と認められるが、その他のものは、第2種プロペラ軸となる。
??の全通青銅スリーブを装備したものと、同等以上の耐食性を有するプロペラ軸。
3・11図 ゴム巻保護
3・12図 FRP保護
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